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ニュース・フラッシュ

2006年3月31日 北京 納 篤

中国・葫芦島製錬所、生産拡張プロジェクトは6月末竣工予定

 安泰科及び地元業界紙等によれば、葫芦島製錬所の生産拡張プロジェクトは、計画通りに竣工する見込みで、6月30日に試運転開始をする予定である。
 葫芦島製錬所の生産拡張プロジェクト内容は、生産能力6万t/年となる精製亜鉛の生産ライン及び生産能力3万t/年となる精製鉛の生産ラインの増設である。同プロジェクトによって同製錬所の亜鉛生産能力は、現在の33万t/年(精製亜鉛30万t/年、亜鉛合金3万t/年)から39万t/年に引上げられる。生産拡張プロジェクトは3年前に開始していたが、資金不足及び亜鉛価格の低迷で一時中止となっていた。しかし、亜鉛市況の価格の好転により同製錬所の経営状況が改善され、拡張生産プロジェクトが再開されたものである。
 葫芦島製錬所の2006年の精製亜鉛生産は24~25万tを計画しており、これは2005年の24万tとほぼ同じ量である。国内の亜鉛製錬所の鉱石不足はさらに深刻化しそうな状況にあり、葫芦島製錬所が生産能力一杯に原料を調達出来る状態にはなく、2005年並みの生産計画にせざるを得ないという状況にあるという見方が関係者の大勢である。

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