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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年4月3日 バンクーバー 中塚正紀

ベネズエラ政府、Crystallex社(加)のLas Cristinas金プロジェクトを承認

 ベネズエラのチャべス大統領による海外企業が所有する鉱山プロジェクトの大幅な見直しのため、将来の開発が不安視されていたカナダCrystallex社所有のLas Cristinas金プロジェクトに対し、ベネズエラ政府は同プロジェクトのフィジビリティー調査で経済面、技術面なども含め調査した結果、Las Cristinasが同国に取って重要なプロジェクトになると判断の下、Crystallex社がLas Cristinasにおいて2.93億$で年間生産量30万ozの金鉱山を建設することを承認したと発表した。
 Las Cristinasの金埋蔵量は約1,360万ozで、まだ確定されていない資源も合わせると、1,770万ozの金埋蔵量があると言われ、世界最大金鉱床10か所のうちのひとつとされる。Christallex社は1990年代から鉱山開発を行う意思があったにも関わらず、Placer Dome社と開発権利問題で法的闘争が2001年まで続くなど、開発が儘ならなかった状態で、更にベネズエラ大統領の発言で、将来が不安定になっていた。しかし、今回のベネズエラ政府の発表で、あとは環境庁の許可を得るのみとなった。
 同国政府はこの政策は、活動していない開発を探し出すのが目的だとしているが、チャべス大統領の発言で海外企業の同国への投資が厳しい状態になったと判断し、同国資産を手放すジュニア企業も増える傾向にある。
 今回の発表で、Christallex社株は3月27日77C上がり、4.43$(TSX)になった。

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