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ニュース・フラッシュ

2006年4月3日 ジャカルタ 池田 肇

PNG・ブーゲンビル島パングナ鉱山、再開に向けた調査開始

 PNGのNational Executive Councilは3月29日、ブーゲンビル島のパングナ(Panguna)金銅鉱山再開に向けた調査を4月から開始すると明らかにした。
 同Councilは、世界銀行パプア・ニューギニア鉱山プロジェクト部長を退任するGraeme Hancock氏に鉱山開発調査や開発に関心を持つ外国企業の誘致を依頼する予定である。Hancock氏は、同国の政情は安定化に向かっており、住民の将来にプラスになるような鉱山の探鉱開発を促進したいと述べている。
 PNG政府は、パングナ金・銅鉱山の生産再開に向けて、外国企業を誘致する方針を打ち出しているが、早急に投資先を探すのは困難として当面、同鉱山の実態調査を行い、問題点を洗い出すこととしている。Panguna金・銅鉱山はRio Tinto社が経営していた世界有数の鉱山であったが、独立運動などで地元住民の襲撃に遭い、1989年から閉鎖されていた。同鉱山の開発権は現在もRio Tinto系Bougainville Copper社が保有しているが、休眠状態が続いているため、PNG政府及びブーゲンビル地方政府がその見直しを示唆したもので、両政府による鉱業振興政策の取り組みとして注目される。

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