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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年4月10日 メキシコ 権藤 浩

ペルー・SCC社、Tintaya銅鉱山売却オファーに参加表明

 業界情報(4月6日付)等によると、グルポ・メヒコ社の子会社サザン・カッパー(SCC)社オスカル・ゴンサレス・ロチャ(Oscar Gonzalez Rocha)南部担当CEOの発言として、同社は、BHP Billitonが保有するペルー・ティンタヤ(Tintaya)銅鉱山の売却オファーへの参加を計画していると報じた。
 更に、ゴンサレス南部担当CEOは、チリ・サンティアゴでの記者インタビューに応じ、同社はBHP Billitonからの売却打診を受け4月11日に買収提案書を提出する。BHP Billitonの打診企業は4社で、3月に参加表明したペルーMilpo社以外は推測であるが、米国Phelps Dodge社とスイス資源グループXstrata社とみられている。
 SCC社にとって、産銅能力12万t/年のティンタヤ鉱山買収は、銅生産量を2005年の67.9万tから中期的に約100万t/年の生産体制に拡張させる3プロジェクトの1つである。第2のプロジェクトは、ペルー南部Arequipa州のティア・マリア(Tia Maria)酸化銅プロジェクトで、2006年中の技術評価結果を踏まえ2007年初頭の開発可能性を有し、産銅量4万t/年、開発資金約1億US$である。第3のプロジェクトは、ペルー南部Apurimac州のラス・チャンカス(Las Chancas)銅プロジェクトで、現在FS終了間近であり2006年下期中に開発移行を判断できる見込みで、産銅量14万t/年である。これら3プロジェクトが稼動すれば銅30万t/年の増産が可能となる。
 また、SCC社は、ペルー投資促進庁(ProInversion)が入札準備しているペルー北部Cajamarca州のミチキジャイ(Michiquillay)銅プロジェクトに関心を有しているが、砒素含有の問題や地元共同体の先住民問題を抱えており、入札参加は検討中としている。

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