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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年4月11日 シドニー 永井正博

Rio Tinto社、ギニアで鉄鉱山開発のFSを実施

 地元紙等によると、Rio Tintoは、ギニアで政府により鉱業使用権が認められた、Simandou鉄鉱床の開発を計画している。鉱床の探査は1997年に始まり、Rio Tintoは2006年末までに完成予定のプレFSに30百万US$を支出する。さらに最終決定がなされる2008年半ばまでに1億US$を支出する見込みである。
 世界銀行グループの国際金融公社(IFC:International Finance Corporation)は、Simandou鉄鉱山の操業により40~50百万t/年の鉄鉱石が50年以上にわたって欧州と北米の市場向けに生産されると見ている。
 Rio Tintoは、Simandou鉄鉱山の開発をコミットすると2つの課題に直面する。一つ目は事実上、インフラがなく650kmの鉄道と港湾の建設が必要になること、2つ目は政治的安定性の保証がないことである。ギニアは民主国家ではあるが、1993年にギニア共和国となって以来、政権交替を経験しておらず、政治的リスクが不透明である。
 現在Rio Tinto子会社のSIMER SA社は同プロジェクトの100%を所有しているが、ギニア政府が20%の権益を獲得する権利を有している。また、Rio Tintoは開発資金の5%にあたる出資をIFCに要請している。

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