閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年4月13日 ロンドン 嘉村 潤

国際銅研究会の月報(2006年4月)

 国際銅研究会は、4月13日、世界の銅需給に関する2006年1月速報を発表した。2006年1月の地金需給は4.8万tの生産超過となった(前年同期は3.8万tの生産不足)。季節調整後の見かけ地金需給でも6.0万tの生産超過となった(前年同期は2.5万tの生産不足)。
 2006年1月の世界地金消費は、季節的に低レベルとなる2005年12月のレベルからは回復したものの、前年同期比では2.5%減の135.8万tとなった。殆どの主要な銅市場で消費レベルは低くなり、中国10%減、EU2.4%減、日本9%減、台湾20%減、米国5%減となったが、インドでは20%増となっている。
 供給面では、チリ鉱山の大幅減産により、2006年1月の世界鉱山生産は、2005年12月から12%以上も減少し、2005年9月以来最も低いレベルの124.3万tであった。鉱山稼働率は2005年平均の90%から86%へ下がった。こうした減産にもかかわらず、インドネシアの鉱山生産が低かった2005年1月との比較では3.3%増であった。精鉱生産で前年同期比3.3%増、SX-EWで3.2%増であった。2006年1月の世界地金生産は、前年12月と比べて約5%減少し、2005年10月以来最も低いレベルの140.5万tであった。前年同期比では3.8%増であった。1次地金生産が3%増、2次地金生産が7%増となった。この増産は、主に中国16%増、インド25%増、日本6%増、ザンビア14%増によるもので、2006年1月の製錬所稼働率は平均80.4%であった。
 2006年3月末在庫は、主要金属取引所(LME、COMEX、SHFE)合計で184,782tとなり、2月末から14,244t、2005年12月末から28,531t減少した。LMEとCOMEXの倉庫で増加し、SHFEの倉庫で減少した。2006年3月のLME cash price平均は4,944.29US$/tであった。

ページトップへ