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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年4月14日 北京 納 篤

中国・玉龍銅鉱山開発、5月に着工見込み

 安泰科他地元業界紙等によれば、中国最大の埋蔵量を誇る玉龍銅鉱山(チベット自治区)の建設を2006年5月に開始し、3年以内に竣工を目指すという。現在、本開発プロジェクトは各方面の手続きが進展し、5月には工事着工の準備が完了する。
 玉龍銅業株式有限公司李金千総経理は、ラサで開かれた玉龍銅鉱山開発プロジェクトに関する協調会議で、玉龍銅鉱山開発プロジェクトは2期に分け、第1期はカソード3万t/年規模、第2期は5~10万t/年規模に拡張させる建設計画を紹介した。
 中国の銅資源は、国内で不足している鉱物資源の一つで、多くの銅精鉱は海外から輸入されている。玉龍銅鉱床は国内で最大の埋蔵量を持つポーフィリー型と一部スカルン型鉱床を伴う銅鉱床で、銅の埋蔵量は650万t(金属量)以上と評価されている。玉龍銅鉱山の開発により、国内の銅需給のアンバランスが緩和され、チベットの産業発展に貢献し、“三江地域”(金沙江、瀾滄江、怒江)にある多霞松多、馬拉松多、莽宗など大~中規模の銅鉱山開発を促進させ、さらにはチベットの東部地域における大規模非鉄金属生産基地が建設される可能性が出てきたと関係者は話している。
 李金千総経理は、開発にあたっては、環境配慮型鉱山建設が最も重要な任務であり、自然環境に対する影響を極小化し、環境保全を前提とした鉱山開発を実現させることを強調した。
 なお、玉龍銅業株式有限公司の登録資本金は6.25億元で、青海西部鉱業株式有限公司が41%、福建紫金鉱業集団株式有限公司が39%、チベット地質探査局地質6隊、昌都地域国有資産経営公司、チベット鉱業開発総公司の3社が併せて20%の権益をそれぞれ所有している。

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