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ニュース・フラッシュ

2006年4月16日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ・グルーポ・メヒコ社、ストにより不可抗力条項を発動

 グルーポ・メヒコ(GM)社HP(4月11日付)等によると、GM社子会社サザン・カッパー(SCC)社の更なるメキシコ子会社ミネラ・メヒコ(MM)社の保有する3か所の鉱山等施設で発生した不法ストライキの影響により、銅・モリブデン取引ユーザーに対して、供給契約書上の不可抗力条項を発動したと発表した。
 3鉱山等施設は、ラ・カリダ銅・モリブデン鉱山・製錬所、サン・マルティン亜鉛鉱山、石灰石プラントである。
 GM社によると、現在継続中のストライキの影響は、生産量減少を金属価格高騰で緩和しており、SCCの財務への影響は重大でないとのことであり、また、Deutsche Bankアナリストによると、SCCの銅カソード生産は、4月15日までは精鉱在庫で賄えるため、影響は少ないとの見方をしている。
 今回のストライキは、メキシコ全国鉱夫冶金労組(STMMRM)ゴメス前組合長の横領問題が背後にあるが、メキシコ地元紙等によると、全国労働者連合(UNT)フランシスコ・エルナンデス会長がゴメス前組合長を支援するために企画した4月19日全国ゼネストは、傘下組合の賛同が少なく中止となり、4月28日に一部労組による1時間ストライキが予定されるだけとなった。

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