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ニュース・フラッシュ

2006年4月18日 サンティアゴ 中山 健

NTT、鉱山情報通信でCODELCOと新会社設立

 NTTおよびCODELCOは、4月10日鉱山情報通信モニタリング会社MiCoMo(Mining Information, Communication and Monitoring S.A.)を設立したと発表した。新会社MiCoMoは、鉱山における安全と労働性向上を目指すものでNTTは、次世代情報通信技術を提供、CODELCOは鉱山技術のノウハウを提供する。両社は2005年2月以来NTTの有する情報通信技術(フォトニックスネットワーク、鉱山ダストコントロール、光ケーブルによる岩盤歪モニタリング、無線IPアクセスシステム)の鉱山への適用について検討してきた。今回フォトニックスネットワークと無線IPアクセスシステムについてサービスを開始するもの。前者は、大容量通信技術を適用し坑内採掘現場から100km離れた町中から鉱石破砕機のコントロールが可能となり、深部化する坑内採掘現場での安全性、深部への労働者の通勤時間の節約をすることが可能となる。後者は、高速データ無線通信技術を適用し、露天採掘現場での様々な場所での画像、データおよび音声の遠隔モニタリングができ、また自動車のような移動体からの遠隔モニタリングも可能となる。
 MiCoMoは、当面チリ国内にあるCODELCOの鉱山で通信技術適用に関するコンサルタント、設計・設置、メンテナンスのサービスを行う。
 資本金は3百万$、資本比率はCODELCO:66%、NTT:34%。本社はサンティアゴ市に置き、6名のスタッフを置く。2008年までに10百万$の売上げを目指す。
 本事業は、「世界の最新・最先端技術を有する組織と共同で鉱山技術開発を計る」というCODELCOの技術イノベーションモデルに基づくもので、世界の産銅リーディングカンパニーであるCODELCOの鉱山技術とNTTの世界最先端通信技術が共同して新たな次世代鉱山開発モデルが構築されることが期待される。

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