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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル パラジウム レアメタル
2006年5月3日 ロンドン 嘉村 潤

GFMS社、白金・パラジウム調査2006を発表

 貴金属市場のコンサルタントとして定評のあるGFMS社は、4月25日、Platinum & Palladium Survey 2006を発表した。
 同調査によれば、2005年の白金市場は、供給が、鉱山生産増や触媒リサイクルにより、4%増の748万oz。需要が、触媒需要が9%増となる一方、中国の宝飾需要が急減し、若干減の753万ozとなり、54,000ozの僅かな供給不足、在庫の僅かな取り崩しでほぼバランスした。2006年の白金市場は、供給が、Amplats社やAquarius社の増産により、50万oz増の7%増となる一方、需要は、高価格を背景に、宝飾用需要が抑えられ、触媒もガソリン車でパラジウムへの代替が進行すること等から伸びが抑えられ、1998年来の供給超過となる見込み。2006年の白金価格は、1,250$~980$/ozを予測している。
 2005年のパラジウム市場は、供給が、白金と同様に鉱山生産増や触媒リサイクルにより、6%増の756万oz。需要が、宝飾需要増加等により2000年以来最も高いレベルで、6%増の783万ozとなり、277,000ozの供給不足となったが、在庫の大幅な取り崩しにより、これを差し引いた供給超過は881,000ozとなった。2006年のパラジウム市場は、供給が、鉱山生産増、触媒リサイクルにより3%増となる一方、需要も、宝飾用次第ではあるが増加、その結果の供給不足を引き続き在庫取り崩しが上回る見込み。2006年のパラジウム価格は、400$~250$/ozを予測している。

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