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ニュース・フラッシュ

2006年5月4日 リマ 西川信康

ペルー・エネルギー鉱山大臣、政治的安定は今後鉱業分野に90億$の投資を保証

 サンチェス・エネルギー鉱山大臣は、ペルー鉱業協会主催の国際金シンポジウム(5月3日~5日)の挨拶で、ペルーが法的な安定性や諸規則を維持すれば、今後鉱業分野に数年間で90億$の投資が向けられるとし、ペルー次期政権に対し、改めて鉱業政策の継続を訴えた。
 また、同大臣は、1993年の鉱業投資額は僅か8,900万$であったが、その後鉱業関連の法整備が進んだことから、1992年から2005年までの累計投資額は103億5,500万$に達したこと(なお、2005年の鉱業投資額は11.8億$で総投資額の約半分)、特に金に関してはこの10年間で生産量が6倍に伸び、輸出額も2億800万$から31億4,000万$に拡大したことを強調した。
 一方で同大臣は、最近、地方住民が鉱業活動に対して否定的な見方が強まっていることを危惧しており、鉱業が社会的責任を果たしその利益を地方に再配分するための合理的かつ公正なしくみを構築しなければならないとし、鉱業界と地方との関係を調整するための社会問題局をエネルギー鉱山省内に設けたことを明らかにした。

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