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ニュース・フラッシュ

2006年5月5日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ経済省オルティス鉱業総調整官、現行ストライキの鉱業投資への影響を否定

 業界情報(5月4日付)等によると、メキシコ経済省サルバドール・オルティス鉱業総調整官(次官級)は、メキシコの鉱山・製錬所の操業に影響を及ぼしている現在継続中の全国的ストライキは、鉱業部門への投資にはダメージを与えていないと説明したと報じた。
 ペルー・リマで開催された第7回国際金シンポジウムの講演後の記者会見において、オルティス調整官は以下のように述べている。「現行のストライキはまだ国家安全問題のレベルでなく、まだ鉱業部門への投資環境への影響は及ぼしていない。ストライキにより、現在1日当たり数百万US$が失われている。ストライキ終焉に向けた政府の介入時期は言えないが、政府はストライキを不法と認めている。また、鉱業生産は経済省所管、労働問題は労働省所管であり、メキシコ国家連邦政府の活動はビセンテ・フォックス大統領の決断により実施する。
 さらに、現在のメキシコでは、ジュニア企業約200社を中心に探鉱ブームに沸いており、2006年探鉱投資額は2005年のジュニア企業投資額約250百万US$(出所:Metals Economics Group)と同額程度が期待されている。また、メキシコ防衛省(SEDENA)による火薬使用許可制限等で開発が遅延したカナダのメタリカ(Metallica Resources)社のセロ・サン・ペドロ金銀プロジェクト(現在鉱山開発中)問題は、投資者に嫌悪感を持たせていない。また他の多くのプロジェクトが順調に生産を開始している。
  また、世界第2位の産銀国であるメキシコの2006年産銀量は、ペニョーレス社のフレスニージョ銀山の拡張等により2005年の3,213tから5%増が期待され、また、2005年産金量は前年比28%増の32tと大幅に増加し、メキシコは多くの鉱物ポテンシャル有す国である。」

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