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ニュース・フラッシュ

2006年5月8日 バンクーバー 中塚正紀

Teck Cominco社がInco社の買収を発表

 Teck Cominco社は、Inco社が現在進めているFalconbridge社の買収を中止することを条件に、Inco社を買収するオファーを行ったと発表した。Teck社のDonald Lindsay社長は、同社がInco社を買収することで、長期的かつ低コストの経営によって、広範囲に多角化した世界的規模の資産を所有する鉱山会社となり、亜鉛、ニッケル、原料炭、インジウムの世界市場でのトップクラスの地位を得ると同時に、銅、金、銀、プラチナ、パラジウム、モリブデン、オイルサンド等の生産者となると述べている。Teck社は、Inco社によるFalconbridge社買収が発表される以前からInco社買収について検討しており、話し合いも行われたが、実現される前にInco社がFalconbridge社の買収を発表した経緯がある。現在、Inco社のFalconbridge社買収に関し、欧州委員会と米司法省が調査を行っている。
 Inco社による買収オファーに対し、Falconbridge社CEO、Derek Pannell氏は、Inco社によるFalconbridge社買収は非常に価値のあるものと信じており、両社とも現在の契約内容で買収を完了させる考えがある、今回Teck社がこのような形で買収計画に干渉してきたことに非常に驚いていると述べている。

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