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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年5月9日 バンクーバー 宮武修一

カナダ・Aur Resources社、チリAndacollo銅鉱山の増産により2009年までに産銅量倍増を計画

 在トロントの産銅中堅Aur Resources社は、5月1日、2009年までに同社の産銅量を倍増させる計画を公表した。同社が63%の権益を有するチリAndacollo銅鉱山に対し今後3億3,600万US$を投じ、現在の産銅量4,600万lb(2万t)を1億7,600万lb(8万t)に増大させる。Andacollo鉱山権益は、チリ政府機関が10%、残り27%はCompania Minera del Pacifico(CMP)により保有されている。今後Aur社はCMP社との出資に関する協議に着手、2006年7月を目途に正式に取りまとめたいとする。計画では、この拡張に伴いAndacollo銅鉱山の鉱山寿命を21年延長し2030年までとする。長期の銅価格としては1.20US$/lb、また金価格400US$/ozを前提としている。
  Aur社の現在の総産銅量は2億2,000万lb(10万t)で、この80%は同社が76.5%の権益を保有するチリQuebrada Blanca鉱山から生産されている。年末にはカナダ、ニューファンドランドのDuck Pondプロジェクトの生産が開始される見通しで、新たに4,100万lb(1.8万t)の年間銅生産が追加される予定。この結果、チリAndacolloの拡張と併せ、2009年までに同社の年間産銅量は4億3,000万lb(20万t)と倍増することが見込まれる。
 なおAur社は、先週、カナダ企業として始めてサンティアゴ証券取引所に上場するなど、チリに重点を置いた経営を展開中である。

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