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ニュース・フラッシュ

2006年5月9日 ジャカルタ 池田 肇

ベトナム・Alcoa、Vinacominとボーキサイト開発で合意

 世界アルミ最大手アルコアは4月24日、同社系列のアルコア・ワールドアルミナ&ケミカルズ(Alcoa World Alumina and Chemicals)社とベトナム国営石炭鉱物企業グループ(Coal-Minerals Industries Group(Vinacomin))とが、ベトナムDak Nong省におけるボーキサイト鉱山とアルミナ精練所の建設、操業に関し覚書を締結したと発表した。
 覚書は、Dak Nong省Gia Nghiaボーキサイト鉱床の開発、アルミナ精錬所の建設の実現可能性を調査するもので、同精錬所の生産能力は第1ステージとして100~150万t/年になると見込まれている。合弁事業の権益はVinacominが51%、Alcoaが49%となっている。合意の一部として、Dak Nong精練所から港までの輸送は、他の投資家によって鉄道が建設される予定。Vinacominは、ベトナム全土の鉱物資源開発分野で責任を有し、最近、ベトナム国営石炭グループ(Vietnam National Coal Group)とベトナム国営鉱物公社(Vietnam National Minerals Corporation)の合併により誕生したもの。最近、ベトナムではカナダTiberon社、Asian Mineral Resources社によるベトナム初のタングステン鉱山Nui Phao、同ニッケル鉱山Ban Phucの開発、中国資金援助によるSinQuen銅鉱山と、新規鉱山開発が着実に進展しており、本ボーキサイトの開発合意はベトナム投資環境の好転を内外にアピールするものである。

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