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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2006年5月9日 ジャカルタ 池田 肇

インドネシア国営鉱山Antam社、2006年第1四半期フェロニッケル生産量は前年同期比2倍、純利益は18%減

 国営鉱山Antam社は4月28日、2006年第1四半期のフェロニッケル生産量は前年同期比104%増の2,706t、サポロライト鉱石生産では同15%増の67万1,770wmt、リモナイト鉱石生産量は、同29%減の22万1,982wmt。金生産量はPongkor鉱山の安全強化と出鉱能力増強工事のため同17%減の466kgになったことを明らかにした。
 フェロニッケルの増産理由は、一時生産を停止していたFeNi Ⅱ製錬工場の補修を完了し、通常運転に戻ったためとしている。また、5月からのFeNi Ⅲ製錬工場の商業生産を受けて2006年のフェロニッケル生産量は2万tに達すると予想している。2005年実績は7,338tだった。
 販売量はフェロニッケルが前年同期比15%増の1,576t、ニッケル鉱石が同11%減の71万2,840wmt、ボーキサイトの販売量は同微増の37万1,995wmt、金は39%減の412kgとなっている。
 今期純利益は最終的に前年同期比18%減の1,310億ルピア。売上高は6%減の5,632億ルピアを計上した。ニッケル部門が売上げの78%を占め、金は14%だった。探鉱費は、前年同期比56%増の120億ルピアを計上した。減収減益の要因は、ニッケル鉱石と金の販売量の低下と販売価格がフェロニッケル(6.56→6.13US$/lb)、ニッケル鉱石(サポロライト:44.99→41.88US$/wmt、リモナイト:15.16→14.23US$/wmt)ともに低下し、石油製品の政府による補助金削減を受けて燃料・原料価格などが56%増となったことを挙げている。

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