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ニュース・フラッシュ

2006年5月15日 リマ 西川信康

ペルー・Tintaya鉱山、Xstrata社が買収

 5月15日、スイスのXstrata社はBHB BillitonからペルーのTintaya銅鉱山を買収したことを正式に発表した。買収額は7億5,000万$で、今後2か月以内に売却手続きを完了する予定。また、同鉱山近傍の2つの衛星鉱床であるAntapaccay鉱床及びCoroccohuayco鉱床も買収対象に含まれており、2020年までにこれらの鉱床から生産が開始された場合、2,500万$を追加支払いするとともに、2008年7月から2009年6月までのLMEの銅価格が現在の価格レベルより上回った場合も、2,500万$の支払いを追加することになっている。
 Tintaya鉱山はペルー第3位の銅鉱山で、2005年の生産量は、銅量で119.4千t(銅精鉱:73.9千t、銅カソード:35.5千t)。2006年2月に、本鉱山を保有しているBHP Billitonが同社の経営規模に合わなくなったとし売却の意向を示し、Xstrata社の他に、Southern Copper社、Phelps Dodge社、Milpo社などが獲得に名乗りをあげていた。
 Xstrata社は、2004年8月にLas Bambas銅プロジェクトを国際入札で取得したのを足がかりにペルーでの探鉱開発を積極的に進めており、ペルー最大の銅・亜鉛鉱山であるAntamina鉱山の主要株主であるFalconbridgeの株式も20%保有している。
 Xstrata CopperのCharlie Sartain最高責任者は、Tintaya鉱山買収は同社のビジネス戦略の発展にとって重要な一歩であるとし、「弊社の目標は銅生産のトップ企業になることであり、南米、特にペルー南部とアルゼンチンにおける活動を強化していきたい」とコメントしている。

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