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ニュース・フラッシュ

2006年5月16日 サンティアゴ 平井浩二

CODELCO、BHP Billitonとのバイオリーチング商業プラント建設を取止める

 5月5日付け地元紙等によると、CODELCOはBHP Billitonとの合弁会社Alliance Copper (CODELCO:50%, BHP Billiton:50%)によるバイオリーチングの商業プラント建設(建設費3.28億$)を取止めると発表した。
 Alliance Copperは高品位の砒素を含むAlejandro Hales(旧Mansa Mina)鉱床開発を目的として、BHP Billitonが保有する硫化精鉱のバイオリーチング技術Bio-COPを活用した商業プラントをCODELCO Norte Divisionに建設する予定であったが、経済的な要求を満たすことができず、計画を中止することとなった。本プロジェクトは技術的に成功した部分もあったが、リスクが高く、利益を上げるのに必ずしも最適ではないと判断した。
 CODELCOは、この決定はより経済的で利益の確保と環境保全に取り組むことが可能な他の生産技術を開発したことによるものであり、Alejandro Hales鉱床の開発に影響を与えることはないとしている。また、BHP BillitonとのJVはこれまでどおり継続する予定であり、商業的パイロットプラントによるバイオリーチングテストを今後も実施する。
 CODELCOのAlejandro Hales鉱床開発計画には、同鉱床からの硫化精鉱に含まれる砒素やその他の不純物を処理することを目的としたChuquicamata製錬所の改修が含まれると考えられている。

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