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ニュース・フラッシュ

2006年5月16日 サンティアゴ 中山 健

チリ・Bachelet大統領、資源国有化問題でボリビアMorales大統領と会談予定

 5月8日付け地元紙等によると、チリBachelet大統領は5月12日ボリビアMorales大統領とボリビアの資源国有化について協議する予定である。Morales大統領は、石油及びガスの国有化を宣言し、鉄道、電力、水資源事業についても順次国有化すると発表している。
 砂漠地帯にあるチリ北部の銅鉱業にとって鉱山用水確保は、極めて重要な課題で、2006年に入って、チリ第I州地方環境委員会は、Cerro Colorado鉱山に対して鉱山用水採取問題で罰金を課し、またCollahuasi鉱山に対して、湿地帯からの鉱山用水採取を規制するといったことが起きている。チリ北部の鉱山では一部の鉱山用水をボリビアから貨車で運搬、またボリビアを源流としているSilala川の水を採取していることから、ボリビアの鉄道、水資源事業国有化による影響が懸念されている。今回の会談は、ボリビア側の資源国有化計画の内容を確認することを目的としたもので、5月11~13日ウィーンで開催されるEU-ラテンアメリカ・カリブ諸国会議の際に行われることになっている。

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