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ニュース・フラッシュ

2006年5月16日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Velasco蔵相、鉱業特別税の使途を言明

 5月10日付け地元紙等によると、下院の特別総会に出席したVelasco蔵相は、委員の質問に答え、鉱業特別税として納税される金額は100%技術改革に充当すると言明した。なお、この下院特別総会では、与党議員団が提出した鉱業特別税収は技術革新と鉱業発展のためにのみ充当すること、2006年度の鉱業特別税収は全額2006年度中に消化すること、技術革新基金の設立法案の審議を大至急行うことを明記した決議案を採択し、これをBachelet大統領に送付することを決定した。
 下院特別総会に於けるこの決議案採択は、COCHILCOが銅価の高騰により鉱業特別税収は3億8千万$に達するであろうとの推定を発表したことに起因して、新聞紙上で鉱業特別税収の使途の不透明性に関する批判が噴出し、鉱山地域には交付されないのではないかとの憶測が飛び交ったために取られたものである。
 下院は、Velasco蔵相の説明後も、鉱業特別税が鉱山地域に交付されることを明言しなかったことに不満を表明している。

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