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ニュース・フラッシュ

2006年5月21日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ・グルポ・メヒコ社、サン・マルティン鉱山の閉鎖を撤回

 地元経済紙(5月16日付)等によると、メキシコに本社を置く世界第3位の産銅大手グルポ・メヒコ(GM)社は、2月28日からストライキ継続中であったメキシコ・サカテカス州のサン・マルティン(San Martin)亜鉛・銅坑内堀鉱山について、5月12日に発表した閉鎖方針を同16日に撤回したと報じた。
 GM社フアン・レボジェド(Juan Rebolledo)国際担当副社長によると、GM子会社ミネラ・メヒコ(Industrial Minera Mexico)社幹部、メキシコ全国鉱夫冶金労組(STMMRM)201支部検査委員会、及びサカテカス州政府第1書記長の間で交渉が行われ、合意者には同州アマリア・ガルシア知事も保証人として署名した。この合意に基づき、GM社は直ちに労働仲裁委員会へサン・マルティン鉱山閉鎖の撤回を通知した。
 GM社の201支部労組との主要な合意内容は以下のとおりであり、サン・マルティン鉱山は5月16日から平常操業を開始した。
・GM社は、違法ストライキを行使した全労組員の雇用保証。
・新規年次雇用契約において、8%の給与引上げ、給与2%分の貸付金制度、保安対策強化。
・違法ストライキ期間(3月27日~5月15日)中の給与50%保証。
・労組員はナポレオン・ゴメス前組合長の支持撤回。
 なお、同鉱山は、460人の労働者によって、亜鉛はGM社の亜鉛精鉱生産量のうち約14%の約1,400t/月を、銅は約600t/月を生産する。

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