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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年5月29日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ・建設中のセロ・サン・ペドロ金銀鉱山を反対派市民が占拠

 地元一般紙(5月25日付)等によると、カナダのメタリカ(Metallica Resources)社のメキシコ現地法人ミネラ・サン・ハビエル(Minera San Xavier: MSX)社のセロ・サン・ペドロ(Cerro San Pedro)金銀露天掘鉱山において、5月19日に鉱山建設に対する反対派市民が建設現場を占拠したと報じた。
 反対派市民は、反対派拡大戦線(FAO)のメンバーであり、占拠した場所は、エヒード(共有地)であるクエスタ・デ・カンポ(Cuesta de Campo)の敷地面積550haのうち、MSX社が買収した200haの敷地内で、更に鉱山リーチング敷地への機材運搬のアクセス道路も閉鎖した。
 同鉱山建設に際し、2006年4月、メキシコ防衛省(SEDNA)が鉱山敷地内での火薬使用許可、環境天然資源省(Semarnat)が鉱山開発許可を与えている。
 FAOカルロス・コバルビア代表によると、MSX社がエヒードの一部(占拠中)を不当に買収したため、その場所での鉱山建設工事を中止すべきとの要求とする。
 同鉱山は、メキシコ・サンルイスポトシ市の北東20kmに位置し、平均品位が金0.55g/t、銀23g/tで埋蔵鉱量70百万t、ヒープリーチにより産金量2.4t/年、産銀量57t/年、マインライフ9年、生産コスト158US$/oz、建設費用29.1百万US$、操業費用34.3百万US$で設計され、2006年末の完成を目指している。

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