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ニュース・フラッシュ

2006年5月30日 バンクーバー 中塚正紀

カナダ・政府、海外からの投資規定の見直しを行わない旨発表

 カナダのMaixme Bernier工業大臣は、29日、連邦政府は海外からの投資規定の見直しを今は行わない旨発表。ただし、具体的な内容は発表されていない。30日、自由党の国会議員がスイスのXstrata社がカナダFalconbridge社を161億C$で敵対的買収する事に関し、議会委員会に正式な調査の要請を提出する予定となっていた矢先の事だった。自由党の国会議員で工業委員会委員のMark Holland氏は、Xstrata社の買収に関する調査を行うよう、引き続き求めている。同委員会の野党委員も見直しを求めており、場合によっては買収を徹底的に却下することも考慮すべきとしている。しかし、工業委員会の委員で自由党のDan McTeague氏は、委員会に対し、「委員会はこれらの大企業取引に関し現実的な立場をわきまえるべき」と述べている。
 カナダ連邦政府は、カナダ企業に対する海外からの買収投資の拒否権を強めること、特に国家安全保障の観点から、政府が買収を抑える事が容易になるよう動いていたが、一部の政府関係者はXstrata社による買収を中止するのは難しいだろうと述べた。

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