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ニュース・フラッシュ

2006年6月6日 サンティアゴ 中山 健

CODELCO投資計画実行のため社債発行へ、Arellano総裁語る

 5月25日付け地元紙等によると、CODELCOのArellano総裁は、2006年の総投資額が年間投資額としては過去最高の16億15百万US$に昇ることから、資金調達のため2006年下半期に、社債を発行する予定であることを明らかにした。同総裁は社債の発行額は明らかにしなかったが、複数の国際金融機関と社債発行の詰めを行っていると語った。
 なお、CODELCOは、現在までに約40億$に昇る社債を発行しており、過去に複数の国際機関がCODELCOの社債発行額は既に限界に達しており、これ以上の社債発行を行えば、金融市場における信頼を損なう可能性があると勧告していた。
 総裁は、以前、「CODELCOのプロジェクトの資金調達は、社債発行によるのではなく、民間投資基金の資本参加を認める方式をとるべきだとの考えを述べていたが」との記者団の質問に対し、Arellano総裁は「過去(8年前)にそういう考えを述べたことは事実であるが、過去は過去。現在は政府も私自身もCODELCOに民間資本を導入することは一切考えていない」ときっぱり否定した。
 Arellano総裁は、「CODELCOが創設されてから既に30年経過しており、現在の経営計画を修正しなければならない。既に修正案を作成し、政府の同意を得るため、鉱業エネルギー大臣兼CODELCO経営審議会会長であるPoniachic氏に提出済みである」と語った。
 経営計画の修正案では、鉱石品位低下のため、2006年の生産量を対前年比6.4%減の1,713千tに、更に2007年は1,652千tに減少する他、2020年の生産計画量3百万tを2.5百万tに下方修正した。
 労働者側から、新経営陣の決断が遅いためプロジェクトが遅れているとの批判が出ているが、との問いに対し、同総裁は、Gabyプロジェクトは、計画通り進捗しており、2008年に生産を開始する予定であるが、Alejandro Hales鉱床開発については現在検討中であると述べた。

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