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ニュース・フラッシュ

2006年6月6日 バンクーバー 宮武修一

Teck Cominco社、コロンビア川汚染問題でEPAと合意に

 Teck Cominco社は、ブリティシュ・コロンビア州Trailの精錬所におけるコロンビア川汚染問題で、アメリカ環境保護庁(EPA)と話し合いを進めていたが、このたび重金属汚染及び住民の健康に関する総合的な調査を行うための合意に達した。
 米国ワシントン州の先住民グループColville Confederated Tribesやワシントン州政府は、Teck社がこれまで90年もの長期に渡り、重金属をカナダからアメリカに流れるコロンビア川に流し同地域やルーズベルト湖周辺を汚染し続けたとし訴訟を起こした。Teck社はこれに平行してアメリカの環境法のカナダ企業への適用に関する疑問点も含め、EPAと2004年から話し合いを続けていた。Teck社は重金属汚染の影響調査のため、すでに2,000万US$を投資することに同意していたが、調査費はおそらく3,000万US$まで上がる可能性もあり、この差額もTeck社が負担することになる。今回、地元先住民グループ、ワシントン州政府が調査に参加するために必要な110万US$をTeck社が別に負担すること、またEPAの監視の下で調査を行うにあたり、地元先住民グループ、ワシントン州政府に加え、カナダ政府もこれに参加することが確認され、双方の合意に至った。

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