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ニュース・フラッシュ

2006年6月14日 シドニー 永井正博

豪州・Fortescue社、財務相の決定を不服として連邦公正取引裁判所へ提訴

 地元紙等によるとFortescue Metals Group(本社パース、以下Fortescue社)は、オーストラリア公正取引裁判所(Australian Competition Tribunal)へBHP Billiton所有のMt.Newman鉄道へのアクセスを認めないという財務相の決定を不服として提訴した。
 貿易実行法(Trade Practices Act)の下で、公正取引審議会(National Competition Council:NCC)は、BHP Billitonに、Mt.Newman鉄道網へのアクセスを第三者にもオープンにするべきという勧告を行った。財務相はこのNCCの勧告を、6月23日に期限切れで失効させることにより否認した。
 今後、裁判所の裁定まで少なくとも1年はかかるとみられている。連邦裁判所の法廷では、BHP Billitonは、鉄道網を鉄鉱石生産ラインの一部として位置づけ、NCCの司法権から切り離そうとしている。また、BHP Billitonは、鉄道輸送の管理体制をオープンアクセス(一部の鉄鉱石ジュニア企業に鉄道輸送サービスを提供すること)に改善することにより、西オーストラリア政府と信頼関係を築こうとしている。

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