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ニュース・フラッシュ

2006年6月14日 シドニー 永井正博  2006. 6. 16 ロンドン 高橋健一  2006. 6. 19 アルマティ 酒田 剛

ロシア・BHP BillitonとNorilsk Nickel、資源開発で提携

業界紙等によると、BHP BillitonとNorilsk Nickelは、6月13日、ロシアにおける資源の探鉱、開発分野での包括的な提携(Alliance)を開始したと発表した。両社は、今後、現地合弁会社を、Norilsk Nickel 50%プラス1株、BHP Billiton 50%マイナス1株のシェアで設立し、ロシア各地で探鉱を実施していく。探鉱・開発は、鉱物資源全般に対し、当初、北西ロシア及び西シベリアを対象地域とする。今回の提携は、ロシアの資源開発において必要とされるNorilskの知見とBHP Billitonの持つ世界規模の資源開発分野での最先端の技術等を合わせ、ロシアの資源開発において、両社の利益を最大限に引き出すことなどを狙いとしている。 Norilsk Nickelは、同様のJVをRio Tintoとの間で2006年1月に締結しており、権益はNorilsk Nickel 51%、Rio Tinto 49%で、対象となる地域は、南東シベリア及び極東ロシアとなっており、今回のJVとはオーバーラップするものではない。 nNorilskは世界最大のニッケルとパラジウムの生産者であり、250億US$の資本金を有しており、2005年の利益は24億US$であった。ロシアの政治的不確かさにより、BHP BillitonとRio Tintoは、ロシアで単独操業するよりは、地元の会社とマイノリティーパートナーとして操業した方が容易で効率的であると判断している。特にBHP Billitonは1990年代にロシアでの探鉱の失敗で数百万US$失っている。最近の低リスク資源国での高品位鉱床の枯渇がロシアへの回帰を促している。

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