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ニュース・フラッシュ

2006年6月21日 北京 納 篤

中国・輸出増値税還付制度の還付率調整を検討

 中国の新京報によると、中国商務部職員の情報として、現在中国政府が実施している輸出促進策の一環である輸出増値税還付制度に関し、新たに還付率調整を念頭に置いた実現可能性調査を中国商務部が行っていると報じた。国家税務総局によると、一部の高付加価値製品については還付税率を引き上げ、その逆の低付加価値製品に関しては引き下げの方向であるという。また、エネルギー多消費型資源製品の輸出を抑制するために、輸出増値税の還付制度を改めるとしており、金属製錬関連製品は対象となる。今回の調整に影響のある産業としては、紡績、冶金、鉄鋼、機械等が挙げられており、調整率については下げるものも有れば、上げるものもあり、還付が全面的に撤廃されるものもあるという。なお、本還付率の調整については、直近では2004年1月1日、2005年5月1日、2006年1月1日に調整されている。
 エネルギー多消費型資源製品と言えば、非鉄金属の地金が対象になる可能性が高く、それらの現状の還付率については次の通り。銅(5%)、鉛(13%)、亜鉛(5%)、錫(5%)、タングステン(5%)アンチモン(5%)。(JOGMEC北京事務所調べ)

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