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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年6月27日 サンティアゴ 平井浩二

チリ政府、銅機密法の改正を検討中

 6月8日付け地元各紙等の報道によると、政府は銅機密法の改正を検討中で、2007年中には国会に法案を提出する予定であるという。Blanlot国防相は「法案は未だ編成されていない」ことを強調しながら、「銅と国防費との適正な関係を構築し、政府の経済政策、マクロエコノミーの指標や国防に必要な各種機能をベースに4年ごとの見直しが可能な仕組みを作りたい。同法を改正して、国防省の予算を一般の歳出並みにするのが目的であるが、必要なら同法を完全に廃止することも視野に入れている」と語った。
 銅機密法は1958年に制定されたが、その後、1987年に、CODELCOは輸出額の10%を軍に引き渡さなければならない旨の条項が追加されている。
 各界では国防相の発言に概ね好意的な反応を示しており、上院の大蔵委員会委員長Ominami上院議員は「法案は2007年第1四半期には国会に提出される予定であるが、長期に亘る国防投資計画を持続出来るよう、4軍(陸海空及び警察軍)関連の投資資金の調達を体系化する内容の法案となるであろう」と発言。一方、野党UDIのNovoa上院議員は「国防に関する投資資金の確保は法律で裏付けるようにしなければならない。国防関連の投資が毎年の偶発事に影響されず恒常的に確保出来るのであれば、その資金の出所にはこだわらない」と述べている。

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