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ニュース・フラッシュ

2006年7月4日 サンティアゴ 中山 健

チリ・2025年までの大型投資プロジェクト85%が鉱業およびエネルギー分野に集中

 6月28日付け地元紙等によると、2025年までの大型投資プロジェクトの85%が鉱業分野とエネルギー分野に集中していると次のように報じている。
 チリ投資計画資本技術開発財団(CBC)が2006年6月に行った調査によると、2025年までに実施される予定の大型投資プロジェクトは35件、投資総額は272億16百万US$に昇る。
 このうち、58%は鉱業分野及びエネルギー分野への投資で、特に鉱業分野は群を抜いてトップの座を占めている。CODELCOと民間鉱業会社が投資する金額は101億82百万US$で、全体の37.4%に当る。
 全体の中で、最も大きな投資を行うのはCODELCOで、中でもCODELCO Andinaディビジョンの拡張計画(2008-2011)は最大の投資規模を誇り、21億US$に達する。次に大きいのがCodelco NorteディビジョンのAlejandro Hales(旧Mansa Mina)鉱床の開発プロジェクトで12億90百万US$、Gaby鉱床開発の7億66百万US$である。また、Chuquicamata鉱山の坑内掘り鉱山化プロジェクト(5億US$)も控えている。
 民間部門で最大の投資プロジェクトはBarrick GoldのPascua Lama金鉱床開発プロジェクトで、その投資額は15億US$に昇ると見られている。
 銅以外の鉱業プロジェクトとしては、モリブデン精製会社Molymet社San Bernardoプラントの近代化プロジェクト(1億1百万US$)が挙げられる。
 エネルギー分野の投資プロジェクトも多く、全体の20.4%を占めている。このうち、最大の投資額を誇るのは第XI州から中部地方に至る電線敷設プロジェクトで、投資総額15億US$である。 次いで、ペルーのCamisea天然ガス田からチリのTocopillaまでのガスパイプ敷設プロジェクト(5億US$)等がある。
 鉱業、エネルギー以外の分野で特に目を惹くのは、不動産関連プロジェクト(全体の20.1%)と運輸プロジェクト(Maipi地区への地下鉄線建設プロジェクト6億70百万US$)である。

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