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ニュース・フラッシュ

2006年7月6日 リマ 西川信康

ペルー・国内の鉱害の被害箇所は850件

 業界紙等によると、エネルギー鉱山省が更新した環境被害台帳によれば、現在国内には850か所(うち20%が国営、80%が民間の鉱山)に鉱害問題が存在することが明らかになった。
 これらの鉱害被害のほとんどが、環境に関する法的規制のなかった1993年以前に操業されていた鉱山であり、中にはスペイン植民地時代に起源を発するものもあるという。特に被害個所が多いのがAncash州(133)、Puno州(79)、Ayacucho州(69)、Huancavelica州(67)、Lima(60)となっている。近年は環境対策プログラム(PAMA)の導入により被害は拡大していないという。
 エネルギー鉱山省によれば、これら850件の環境被害対策に2億$以上の投資が必要であるとしている。
 今後、民間鉱山会社は、この環境被害台帳が出版された6月15日から60日以内に鉱害被害に関する回答を提出し、その後エネルギー鉱山省が提出された書面を60日間以内に検討し、環境被害を修復する企業を特定する。環境修復には、5年の猶予が与えられ、期限内に修復作業を行われない場合、企業は被害地域の採掘権を失うほか、新たな鉱区申請もできなくなるという。

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