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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2006年7月10日 メキシコ 権藤 浩

グアテマラ・Fenixニッケルプロジェクト、スカイ社(カナダ)が埋蔵量拡大修正

 バンクーバーに本社を置くスカイ(Skye Resources)社HP(7月4日付)等によると、同社は、グアテマラのFenixフェロニッケル・プロジェクトで、想定したFS評価を大規模に修正する新規埋蔵量を発表した。
 FSを受注しているカナダSnowden鉱業コンサルタントの再評価によると、5鉱床は、サプロライト(saprolite)鉱床と褐鉄鉱(limonite)鉱床からなる。サプロライト鉱床は、確定・確認埋蔵量27.6百万t(Ni品位1.85%、カットオフNi品位1.5%)及び推定埋蔵量7.0百万t(Ni品位1.65%)である。褐鉄鉱鉱床は、確定・確認埋蔵量33.1百万t(Ni品位1.18%、Co品位0.12%、カットオフNi換算品位1.25%)及び推定埋蔵量7.4百万t(Ni品位1.10%、Co品位0.10%)である。
 さらに、今回の再評価の対象外10鉱床について、サプロライト鉱床は、確定・確認埋蔵量38.6百万t(Ni品位1.80%、カットオフNi品位1.6%)及び推定埋蔵量48.2百万t(Ni品位1.64%)を有し、褐鉄鉱鉱床は、1鉱床が推定埋蔵量17.3百万t(Ni品位1.30%、Co品位0.10%)を有し、残り9鉱床は未評価である。
 スカイ社Ian Austin CEOは、これらの結果は、サプロライト資源の評価確認と褐鉄鉱資源の増加により同プロジェクトの規模と質を実証したものであり、更にサプロライト鉱床の推定埋蔵量55百万tの捕捉が規模拡大を示唆するとする。
 同社は、2006年9月までに既存製錬技術によるニッケル生産22.7千t/年規模のFSを完了予定であり、さらに追加で、高圧硫酸リーチングによるニッケル生産22.7千t/年規模の新規製錬を研究中である。
(注)saprolite:熱帯気候等における風化作用で生じる軟岩。粘土鉱物に富み、残留ニッケル鉱床の鉱石となる。

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