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ニュース・フラッシュ

2006年7月12日 バンクーバー 宮武修一

Xstrata社、Falconbridge社株式買い受け条件を引き上げ

 Xstrata社は7月7日、同日付けで失効する対Falconbridge社の買収提案の期限を7月21日まで延長した。また7月11日、Falconbridge社株式の買い受け条件を、一株当たり52.50C$から59.00C$へと引き上げた。全量現金による買い付けは変わらず。この提示を受けFalconbridge社は株主利益を最大化する選択を行いたいとし、対応の検討に入った。
 去る6月26日には、競合するInco社が、Phelps Dodge社を後ろ盾として、株式買い受け条件を引き上げたばかり。Inco社は、従来一株あたり12.5C$およびInco社0.524株であったところ、新たに17.50C$および0.55676株を提示。この評価額は6月23日の時点で62.11C$と、Falconbridge社株価終値の比較で12%のプレミアムを加えた額に相当し、Xstrata社による提示額を18%上回るものであった。
 新たなXstrata社の条件提示により、Falconbridge獲得競争の行方は一段と混沌の度を深めている。

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