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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年7月12日 シドニー 久保田博志

豪州・中国系企業、西オーストラリア州の鉄鉱床開発に存在感

 中国企業による西オーストラリア州での鉱業分野への投資が増加している。
 Mount Gibson Iron Ore Limited(本社パース、以下MGI社)は、同社及びMount Gibson Mining社が保有するAsian Iron Holding社(香港資本、以下Asian Iron社)の権益73%を52.5百万A$でAsian Iron社の少数権益を保有するSinom Investment Ltd.(上海拠点)へ売却すると発表した。
 この売却は、Asian Iron社と50:50のJVによるExtension Hill鉄鉱プロジェクト(西オーストラリア州、生産能力:磁鉄鉱5百万t/年)を実施しているShougang Group社(中国資本)へ売却される方向で同社と交渉が進んでいたが、条件が折り合わず、Sinom Investment Ltd.への売却となった。一方、Sinom Investment Ltd.への売却は、外国投資規制委員会(Foreign Investment Review Board:FIRB)の審査対象となっており、FIRBの許可が売却の条件となる。
 この他にも、西オーストラリア州では、Citic Pacific Ltd.(香港拠点の投資グループ)が、7月6日、Cape Preston磁鉄鉱床(Pilbara地域)を290百万A$で開発すると発表するなど、中国系企業による鉄鉱床開発が活発化している。

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