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ニュース・フラッシュ

2006年8月1日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・CODELCOがChuquicamata鉱山落盤事故の対策を検討中

 7月27、28日付け地元各紙はChuquicamata鉱山の落盤事故に関する続報を報道した。各紙の報道によれば、落盤事故が起こったのは、オープンピット内に設置されたM1破砕機から鉱石を地表の選鉱場まで運搬するためにベルトコンベヤー用に建設された幅22m高さ26mのM1坑道内である。壁面の岩石が崩落し、坑道内に設置されている4系列のベルトコンベヤーの内、2系列が破損した。この事故により、Chuquicamata鉱山から採掘される鉱石1,700t(銅金属量)の約56%に相当する960tの運搬が不能になった。これはCODELCO総生産量の19%に相当する。
 現在、CODELCOは事故が生産に与える影響を最小限に食い止めるため、使用を中止していた別系列の破砕機の運転を再開し、トラックによる鉱石運搬を行う等の対策を検討中である。
 CODELCO Norte事業所の内部事情に詳しい専門家は、「ベルトコンベヤーの修復工事は2~4か月かかると見られており、この間、CODELCOは手持ちの緊急用精鉱ストックを放出して外国企業と締結した売鉱契約上の義務を遵守するのではないか」と語っている。

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