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ニュース・フラッシュ

2006年8月1日 サンティアゴ 中山 健

チリ・CODELCO買電契約上の仲裁で敗れ、電力会社に31百万US$の追加払い

 7月27日付け地元各紙は、CODELCOが買電契約の仲裁で敗れたと次のように報じている。2005年Colbun電力会社は、アルゼンチン産天然ガスの度重なる供給カットと値上げによるコストアップを理由に、電力料金の引き上げを申し入れてCODELCOと交渉を重ねていたが、合意に達せず、両社の争いは2005年8月仲裁に持ち込まれていた。26日Colbun社がチリ証券・株式会社監督局に提出した報告書によると、仲裁人はアルゼンチン産天然ガスの供給が不安定になっている事実と価格が高騰した現状に合わせて契約料金を見直すよう裁定した。この結果、CODELCOは2004年4月から2006年6月までに供給を受けた電力代の差額としてColbun社に31.3百万US$の支払いを命じられたほか、2006年7月から契約期間の満了する2012年3月までの電力料金をチリの電力市場の現状に合わせて見直すことを命じられた。これにより、CODELCOは2006年下半期だけで13百万US$の上乗せ支払いを義務付けられることになる。
 仲裁人の裁定結果に付いて、CODELCOは「これで将来ともアルゼンチン産天然ガスの供給不安がなくなるのであるから、CODELCOにとっては魅力的な価格で安定供給が得られたことになる」と述べている。

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