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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年8月1日 調査部 神谷夏実

BHP Billitonが銅精鉱交渉においてプライスパーティシペイション廃止を提案

 業界紙等によると、エスコンディーダ鉱山と日本の製錬会社との2006年央の銅精鉱売買契約交渉において、鉱山側はプライス・パーティシペイション(PP)の廃止を要求し、日本側がこれを拒否したため交渉が難航している。鉱山側は、価格条件としてTC80$/t、RC8¢/lb、ならびにPPの廃止を提案。現在のタイトな精鉱市場を反映し、鉱山側が強気に出ている模様。銅精鉱の価格は、地金価格で定まる精鉱中の金属価格から、売り手側(鉱山)と買い手側(製錬会社)双方が、それぞれの取り分を差し引いて決まる。通常、製錬会社の溶錬費(TC)、精錬費(RC)、その他のコストやクレジット等を加味して買鉱条件を決め、これに基づいて製錬会社が精鉱を引き取って地金を生産する。金属価格から製錬会社取り分を差し引いた残りが鉱山側の取り分となる。PPは、金属価格が基準価格以上となった場合に、その差額分を鉱山側取り分から差し引き製錬会社側に支払うもの。慣習的には、基準価格として銅価が90¢/lb以上となった場合に、その差額分を鉱山側9割、製錬側1割で分け合い、鉱山側が製錬側に支払うこととなっている。

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