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ニュース・フラッシュ

2006年8月4日 シドニー 永井正博

豪州・Alumina社、2006年上半期利益好調、今後は低調の見通し

 地元紙等によると、Alumina社(本社メルボルン)の2006年上半期の利益は259.9百万A$(対前年同期比60%増)を記録した。これは、アルミニウム価格の上昇(同35%増)と西オーストラリア州のPinjarra精錬所の生産拡張によるものである。
 しかし今後の利益は次の要因で下がる見通しである。第1に、Alumina社は、中国国内の生産増の影響を受ける。10%だけが中国向けではあるが、中国の輸入減少はアルミナの価格を下げる。第2に、Alumina社は、AWAC(Alcoa World Alumina Chemical)社の40%の権益を保有するが、2008年までの生産拡張の投資コストが900百万US$より高くなる見込みである。これには西オーストラリア州のWagerupアルミナ精錬所の15億A$の拡張工事も含まれる。第3に、高騰する原油価格である。CEOのJohn Marlayは、燃料、化成ソーダ、ボーキサイトのコストが上昇し、2006年は14US$/t、操業コストを押し上げたと述べている。

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