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ニュース・フラッシュ

2006年8月15日 サンティアゴ 中山 健

チリ・Escondida鉱山、2012年以降の鉱量確保のため本格的周辺探鉱

 8月8日Antofagasta市で開催された第11回チリ地質学会において、Escondida鉱山は、2012年以降Escondida鉱床およびEscondida Norte鉱床からの生産量が年産140万tを切ることになるため、2006年から2010年までの5ヶ年計画で、同鉱山の周辺探査を集中的に実施することを明らかにした。それによると、Escondida鉱床の北北西約15kmに位置するChimborazo クラスター(面積約150km2)およびEscondidaクラスター(Escondida鉱床の北西および南東に隣接する面積約100km2)の探査を本格的に行うもので、地質調査、物理探査(地上磁気探査、AMT法電磁探査)、ボーリングを実施する。2006年には、Escondidaクラスターで約40,000mのボーリングを計画している。現在の生産が続けば、リーチャブル鉱を対象とした従来のSX-EWカソード生産は、2014年で生産終了する。同鉱山では、2006年7月から低品位硫化鉱を対象としたバイオリーチングプラントが稼動を開始した。年産180,000tのSX-EWカソード生産が2023年まで計画されている。なお現在のEscondida鉱山のJORCコードに基づく鉱石埋蔵量は、硫化鉱3,637百万t、銅品位0.91%および酸化鉱259百万t、銅品位0.72%である。
(注)リーチャブル鉱:リーチングによる金属採取ができる鉱石

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