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ニュース・フラッシュ

2006年8月16日 バンクーバー 武富義和

カナダ・Coeur D’Alen Mines社、排出許可再検討が認められる

 アイダホを拠点とするCoeur D’Alen社が保有するアラスカ州のKensington金鉱山開発工事に伴うアラスカ南東部のLower Slate湖へのスラリー排出許可について、シエラクラブ(環境保全組織)や他の環境保護団体の訴訟により、2005年11月から許可が保留されていたが、アラスカ地方裁判所による再検討の結果、8月3日付けで許可されることとなった。同社は、2004年12月に米国農務省林野部への環境影響調査結果を提出、2005年6月には環境庁から汚染物質除去システムに係る許可を受け、陸軍工兵隊による許可も得ていたところであったが、上記環境団体からの訴訟により手続きが止まっていたもの。Coeur D’Alen Mining社は米国屈指の銀生産会社で、金生産にも力を入れており、米国ネバダをはじめ、チリ、アルゼンチン、ボリビア、豪州において、銀、金の生産を行っている。今回の許可により、同社はKensington鉱山の開発を再開。2006年の同鉱山への投資額は1億US$(総額1.9億US$)になると見られ、アラスカ南東部の地域経済への寄与が期待される。

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