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ニュース・フラッシュ

2006年8月20日 バンクーバー 武富義和    2006. 8. 20 バンクーバー 大野隆幸

カナダ・EuroZinc社、Lundin Mining社との合併により、時価総額33億C$規模に

バンクーバーのEuroZinc社とLundin Mining社は8月21日、株式交換による合併の正式契約を結ぶことに双方の経営陣が合意したと発表した。それぞれの規模はそれほど大きくないが、この合併により、銅・亜鉛を主体とした時価総額33億C$の中堅鉱山会社(EuroZinc社シェア56.7%、Lundin社シェア43.3%)が誕生する。カナダではインコ、ファルコンブリッジの大型買収劇が一段落したところではあるが、まだ時価総額10~15億C$規模の鉱山会社が複数社あることから、これらの企業についてもその動向が注目される。 新会社は、Lundin Mining社として継承され、ポルトガル(Neves-Corvo銅鉱山)、スウェーデン(Zinkgruvan 亜鉛・鉛・銀鉱山、Storliden 銅・亜鉛鉱山)、アイルランド(Storliden 銅・亜鉛鉱山)の4か所での鉱山経営に加え、2007年第2四半期までにポルトガルのAljustrel亜鉛鉱山においても生産も開始する予定。これを加えると同社の亜鉛生産量は20.5万t/年、銅生産量は9万t/年規模となる。 なお、今回の合併について、Lundin Mining社の主要株主Lundin家とEuroZinc社の主要株主Resource Capital Funds社の間では、既に支持を表明しているが、契約上は、EuroZinc社株主66.7%、Lundin Mining社50.1%以上の合意を得る事が条件になっているため、最終決定は10月末となる。

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