閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年8月23日 シドニー 久保田博志

豪州・青化法に代わる金抽出法の研究

 青化法に代わるチオ硫酸塩を用いた金抽出法の研究が、CSIRO(連邦科学産業研究機構:Commonwealth Scientific and Industrial Research Organization)Parker Center、ACROSS(Australian Center for Research on Separation Science)などオーストラリア各地の研究機関で実施されている。
 オーストラリアの金鉱山の98%が実施している危険性の高い青化法に代わる金抽出法の有効な方法のひとつとしてチオ硫酸塩法がある。同法の長所は、環境面、コスト面、露天採掘など大規模鉱山に向いている、深部金鉱床での適用が可能。同法の短所は、プロセスが化学的に複雑、制御が難しい、金回収率などに問題があるとの指摘されている。
 チオ硫酸塩法による商業プラントの操業例はなく、硫化鉱や炭酸塩に富むなど既存方法では処理しにくい鉱石・精鉱への適用の可能性が考えられてる。
 同法は、この方法を最初に発見したMonash大学のMatthew Jeffrey氏、Tasmania大学のElijah Marshal氏らがACROSSからの資金提供を受けて研究を続けている。

ページトップへ