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ニュース・フラッシュ

2006年8月28日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ・グルーポ・メヒコ社、ラ・カリダ鉱山の操業再開

 地元経済紙(8月24日付)等によると、グルーポ・メヒコ(GM)社レボジェード(Juan Rebolledo)国際担当副社長は、ラ・カリダ(La Caridad)鉱山の生産を小規模に再開したと語った。なお、8月24日のJOGMECメキシコ事務所長が同副社長へのインタビューによれば、現時点の稼働率は約30%とのこと。
 同鉱山は、メキシコ・ソノラ州に位置し、銅鉱石14万t/年の生産をはじめ、モリブデン等を生産するメキシコ最大級の露天掘鉱山である。同鉱山では、ナポレオン・ゴメスSTMMRM前組合長を支持する労組員による、2006年3月24日から7月13日までの約4か月にわたる違法ストライキが発生した。
 GM社は、7月13日に、州政府から鉱山閉鎖の承認を得て公式に鉱山閉鎖を表明するとともに、同鉱山の全労働者約2,000名(うち労組員約1,200名)を全員解雇した。現在は、ストライキへの参加の有無に拘らず大部分の労働者を再雇用し、労働者不足はメキシコ国内他州からの採用により賄っている。
 今後、新規採用者の職業訓練を行いつつ順次生産量を増産し、10月には完全操業を目指す。なお、違法ストライキにおける鉱山設備やSX-EW用硫酸貯蔵タンク等への被害は無いという。

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