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ニュース・フラッシュ

2006年9月5日 バンクーバー 宮武修一

カナダ・Amerigo Resources、第3四半期は20%の生産減見通しを発表

 チリEl Teniente鉱山の尾鉱から銅、モリブデンを回収することで急成長を遂げた在バンクーバーの鉱山ベンチャーAmerigo Resources社は、8月30日、同鉱山の尾鉱搬送ルートの変更に伴いAmerigo社プラントへの供給が一時途絶、これにより第3四半期は20%の生産減が見込まれると発表した。El Tenienteの尾鉱搬送ルートは老朽化した橋梁と交差しているが、CODELCOは保安面からこの改修を計画しており、これに伴いAmerigo社プラントへの尾鉱供給量が減ずるという。2006年4月にはEl Teniente鉱山の建設関係の事故が尾鉱漏れを招き、Amerigo社プラントは2週間の操業停止を余儀なくされたばかり。今回の改修に伴うAmerigo社供給に関する厳密な影響量は現在のところ不明であるという。
 El Tenienteは世界最大の坑内採掘の鉱山で一日あたり13万tの尾鉱が発生するが、このうち4万5,000tがAmerigo社との契約による取り扱い分。尾鉱はAmerigo社プラントにおける処理を経て鉱山のColihue廃砕ダムへと送られる。Amerigo社は日々発生する尾鉱の取り扱いに加えて、Colihueダムに分布する既存の「高品位」の尾鉱3億tを処理する権利を有しており、更に5億tの「鉱量」の取り扱いについても協議中であるという。Amerigo社の2005年の生産量は地金ベースで銅3,000万lb、モリブデン63万lb。2007年の生産目標は銅6,000万lb、モリブデン100万lbである。

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