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ニュース・フラッシュ

2006年9月7日 リマ 西川信康

ペルー・Volcan社のストライキが回避

 業界誌等によると、スサーナ・ピニージャ労働大臣は、9月4日に予定されていたペルー最大の亜鉛生産企業Volcan社のストライキが、同省の働きかけによって中止になったことを明らかにした。
 同大臣によれば、6日間にわたる労使交渉の末、労働者と鉱山代表者は労働条件に関する7つの合意事項が記載された文書に署名を行ったという。
 Volcan社は合計6,000人の従業員を抱えているが、同社の直轄職員は2,000人のみで、残り4,000人は下請け会社を通じた労働者である。同大臣は、Volcan社が下請け会社に対しても、労働者への賃金支払い期日や有給休暇、労働時間や残業手当、ボーナスや年金など規定された労働条件の遵守を厳格に守っていくことを取り決めたとしている。
 金属価格が高止まりする中、世界的に相次いで鉱山ストライキが発生しているが、このように政府の積極的な仲介により、同社鉱山のストライキが回避された意義は大きい。

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