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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年9月17日 リマ 西川信康

エクアドル・Junin銅開発プロジェクトを巡る紛争

 地元業界紙等によると、9月12日、Junin銅開発プロジェクトの権益を保有しているAscendant Copper(加)社の技師2名が地元住民により9月16日までの4日間身柄を拘束される事件が発生した。同プロジェクトを巡っては、従来より環境汚染を危惧する地元住民による根深い反対運動があるが、今回の事件も、その一連の抗議行動の一環と見られる。
 現在、Ascendant社は地元住民との合意に向け努力しつつ、環境影響評価の取り纏めを行っている。、同社によると、教育分野(奨学金、教材、通学バス)や医師団派遣などで地元に貢献しており、反対派の抗議活動は沈静化に向っているのと楽観的な見通しを示している。
 一方、鉱山開発反対運動を扇動しているとされる環境NGOのDecoinは、政府による鉱区承認の無効、Ascendant社の撤退、及び2006年5月にAscendant社施設の焼き討ちを行った2人の地元住民の釈放などを求めており、この要求を勝ち取るまで徹底的に抗議運動を続けるとしている。

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