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ニュース・フラッシュ

2006年9月18日 リマ 西川信康

ペルー・Volcan社が環境問題対策でPasco市当局と合意

 業界紙等によると、ペルー最大の亜鉛企業Volcan社と同社の鉱山が存在するPasco市当局は、バルビディア・エネルギー鉱山大臣を交えた話し合いの結果、今後の環境対策に関して5項目の内容につき、合意に達した。
 バルビディア・エネルギー鉱山大臣は、対話交渉があらゆる対立を解決するための最も効果的な手段であるとともに、鉱山側とPasco市当局双方に問題を解決して新たな関係を築く前向きな姿勢があることを強調した。
 5項目の合意内容は以下の通り。
(1) 環境対策が規定に沿い実施されているかの監査、必要に応じた住民総会開催の決定、年少者における鉛の健康被害に関する調査を行う委員会の設置。なお、委員会はエドムンド・デ・ラ・ベガ鉱業総局長を議長として地方当局や市民団体の代表者などによって構成。
(2) 鉛による健康被害を受ける年少者に対する緊急の医療措置
(3) Volcan社の操業活動を、住宅省とPasco市役所によって契約された技術チームが作るPascoの総合発展・近郊整備計画に組み入れること。Volcan社はこの作業に必要な操業活動についての報告を行うこと。
(4) Volcan社の拡張計画は、Pasco州の総合発展・近郊整備計画に基づいて行うこと。
(5) Pasco市当局や住民が反対している地域での採掘権申請をとりやめ、今後も行わないこと。

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