閉じる

ニュース・フラッシュ

2006年9月20日 バンクーバー 室井エリサ

Xstrata Nickel社の成長戦略

 スイス・Xstrataの基本方針は成長し続けることである。この実行に当たり、ニッケル部門のXstrata Nickel社CEO Ian Pearce氏は、同社が今後入手可能な探鉱から生産に至るあらゆるレベルでのニッケルプロジェクトを積極的に獲得していくことで企業拡大を図っていくことに大きく期待していると述べた。
 Xstrata Nickel 社はカナダケベック州のRaglan鉱山の拡張、ドミニカ共和国のFalcondo工場の生産効率化、オンタリオ州SudburyのNickel Rimプロジェクトから生産増などで、2012 年までに年間ニッケル生産量を現在の約2倍の22万tまで増やす意向。
 また、オンタリオ州Sudburyニッケル鉱床の操業にあたり、同地域で同じく操業しているCVRD(旧Inco)とジョイントベンチャーあるいは共同運営を行い、運搬コスト削減等の相乗効果を狙っていることも語った。しかし、Xstrataが期待する相乗効果8千万US$に対してCVRD社は2億$としており、両社には見解の相違があること、また、これまでライバル視してきた2社(旧Incoと旧Falconbridge)の組合を一つにまとめることの困難さなどが指摘されており、今後さらなる協議がもたれる模様。

ページトップへ