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ニュース・フラッシュ

2006年9月25日 リマ 西川信康

ペルー・エネルギー鉱山委員会によるロイヤルティ改正法案と過剰利益税の審議開始

 業界紙等によると、ペルー議会のサンティアゴ・フジモリエネルギー鉱山委員長は、9月24日、9月中にも、全企業に対しロイヤルティ義務化を盛り込んだロイヤルティ改正法案及び鉱山会社に対する過剰利益税法案についての審議を開始すると発言した。
 同委員長は、特にロイヤルティ改正法案について言及し、「私は安定化契約を破る法案が通るべきではないと考える。」と発言し、税安定契約を結んだ企業はロイヤルティを払う義務はないとの見解を示した。本法案に関するその他のエネルギー鉱山委員の考えについては「審議の場で明らかになるだろう」として明言を避けた。また、UPP党によって提案された過剰利益税法案についても否定的な考えを持っているとされる。
 一方、こうした議会の動きに対して、カルロス・デル ソラール鉱業協会会長は、鉱山企業の自発的拠出金はロイヤルティの改正や過剰利益税を導入しないなどいくつかの条件つきであることを明らかにするとともに、これら法案が可決されれば自発的拠出金に関する合意は取り消しになるだろうとけん制した上で、「本法案を可決すれば議会は自らの首をしめることになる。ただ、本テーマについてあらゆる政党に属する複数の議員と話し合いを行ったが、多くの議員は理性的であり、法案が通らないことを確信している」とコメントした。

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