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ニュース・フラッシュ

2006年9月26日 サンティアゴ 平井浩二

チリ・Chuquicamata鉱山落盤事故の修復工事が完了

 9月16日付け地元紙等の報道によると、CODELCOのArellano総裁は9月15日にChuquicamata鉱山落盤事故の修復工事が完了し、銅生産の水準が完全に事故以前のレベルに戻ったと発表した。
 Chuquicamata鉱山では、7月23日に鉱石運搬用のベルトコンベヤーが設置されている坑道の側壁が剥離、崩落し、ベルトコンベヤーを大きく破損したため、同鉱山の生産量(銅金属量960t/日)が1/3に低下していた。
 Arellano総裁は「7月23日発生した落盤事故により、銅の生産量は43,000t減少し、330百万US$の減収を余儀なくされた。しかし、事故発生後の調査で修復工事に90日を要すると見込んでいたが、従業員の努力により工事期間54日間と予定を大幅に縮小することが可能となった。」と語った。
 CODELCOは海外製錬会社との契約義務を果たすため、Chuquicamata鉱山落盤事故後、保有していた鉱石のストックを大量に消費したと言われており、近く行われる労働協約改定交渉で労働組合がストライキを決行するようなことがあると、海外製錬会社への鉱石供給義務を果たせなくなる可能性もあると見られており、かなり厳しい立場に追い込まれそうである。

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